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 夢見がちな少女の独り言
「夢見がちな少女の独り言」
手を つなぎたい
口づけを したい
おんぶ されたい
抱かれて みたい

電車の窓から見かける、駅の少年を
いつもの時刻に、いつもの席から、
いつもの駅の、いつもの場所に立っている
あの少年を、毎朝、眺める。

  今日は、来ないのかな。
  今日は、もう来てる。
  今日は、一本はやいのかな。

朝の楽しみだけれど、居ない日が多いのは事実だったり。


大好きな人が、大好きな歌と重なる時、
歌は、詞となって
歌は、音となって
歌は、表情となって
あの時の想い出を、望んでもないのに、連れてくる。

  頭をくっつけた事、覚えてる
  2ショットを撮った事、覚えてる
  メールをした事、覚えてる
  フラれた時の事、今でもハッキリ覚えてる

大好きだった人が、嫌いな歌と重なる時、
歌は、感情となって
歌は、笑顔となって
歌は、涙となって
あの時の想い出を、自らわざわざ、連れてくる。

  手をつないだ事、覚えてる
  一緒に歩いた事、覚えてる
  心配してくれてた事、覚えてる
  隣の席で映画を見たこと、覚えてる
  キスしそうになったときの事、嫌になるほど覚えてる

誰に喋るでもなく
貴方に語るわけでもなく
ただ、夢と恋に浸れきれずに
今日も ただ 独り言。

| 22:16 | poem | comments(0) | - |
 起きて
「起きて」
朝は 目が覚める
でも 体は起きない
ただ 心は起きない

寝ぼけた自分の顔
昨日の 情けない 私のまま
本当の 私 って どこに居るの?
本当の 輝き って いつ判るの?

次の瞬間は 新しい未来
今の瞬きは 昨日の過去
黒板を見上げても ノートをめくっても
私の答えは 見つからない

歩き出したのは 夢の過去?
走り始めるのは 明日の話?

今しかないんだ
時間は 戻ってこない
進むのを待ってちゃいけないんだ
自分で 秒針を動かさなきゃ
私の輝きは 錆びていくだけ
パジャマでもいい ジャージでもいい
とにかく 今が 大事

本当の私 早く 目覚めて

| 21:45 | poem | comments(0) | - |
 秋の香
「秋の香」
陽射しがこんなに強くても
肌に感じる この空気は
きっと もう 秋のしるし

こんなに汗をかいていても
肌に感じる この空気は
きっと もう 秋のしるし

素敵なショップを見つけて 思わず立ち寄りました
綺麗な紫色が 心の中に 秋を増やします
淡い緑色が 私の中に 風を増やします
ふと カレンダーを探しては
ひとりで 秋を 感じています

朝の光が
向日葵からこすもすに かわったせいか
貴方の顔も 涼しくなりました
私の中にも 心地好い風が 吹いています

外を歩いても
窓から外を眺めても
中と外は関係なく
私には秋がわかります

ほら どこからか 秋の香りが
届きませんか

| 21:43 | poem | comments(0) | - |
 過ぎるままに
「過ぎるままに」

いつまで ここに居るのだろう?
いつから ここに居るのだろう?
いつから こうして 眺めているのだろう?
気付かぬうちに ほら 今だって。

風は 冷たいかもしれない。
手は 凍てついているかもしれない。
指先は 冷え切っているかもしれない。
だけども、
あなたの 見えない この温もりが
人を こんなにも 幸せにする。

木々は すっかり 葉を落とし
春が来るのを ひたすら 待っている。
まるで
あなたを 目で追うだけの 誰かみたいに。

こうして 何でもないものを 眺めるだけで
わたしの幸せも あなた幸せも
誰かは わかるのかもしれない。

| 22:15 | poem | comments(0) | - |
 はじまり
「はじまり」

空がある  道がある
街がある  村がある

私が居る  貴方が居る
僕が居る  君が居る
アタシが居る  オレが居る

たくさんの 存在
たくさんの モノ
たくさんの 生命
たくさんの 言葉

ほとんどは 過去から 生まれる
少しは 現在から 生まれる
多くは 未来から 生まれる

何が出来るだろう?
何をしよう?

時代は 進んでいく
それと同時に
時間も 進んでいく
不思議な空間と 偶然たる空間
必然的な世界と 自然的世界
あってはならない 空気
あるべき 空気

この 不思議な風は 何だろう?
聞こえてくる音は 何だろう?
見える光は 何だろう?

全てが疑問で 全てが不思議

時計の針は いつか 逆回りを始める
時計の針は いつか 早周りを始める

| 22:15 | poem | comments(0) | - |
 指の先は
「指の先は」

文字を書く その先には 指
手をつなぐ その先には 指
貴方に触れる その先には 指
髪をなでる その先には 指
貴方を見つめる その先には 指

デートの朝は 思わず 早起き
見つめる先は 鏡と 時計
早く でも まだ待って

とびきり 可愛く
愛されたくて
とびきり お洒落に
ただ 愛されたくて

私の心は 貴方だけ
カレンダーを見ても
時計を見ても
鏡を見ても
その先は
思わず 貴方へ

貴方と 出掛ける日は
指の先まで 恋してます
ドキドキするのに 嬉しい気分
乙女って 素敵
恋の心 愛の心 光る心
とっても 綺麗

| 22:13 | poem | comments(0) | - |
 しるし
「しるし」

窓の外に見える木は
気付かぬうちに 色を落とし 葉を落とし
まるで 先のとがったパンプスのように

窓の外に見える道は
気付かぬうちに 落ちた色と 落ちた葉
まるで 色づき始めた乙女のように

足元で 枯葉が ささやく
耳元で 貴方が ささやく
きっとこれは 恋のしるし
目に見えない 心の奥で 夢が流れて

麗しき 瞳の中に 一人の他人を 想うのです
それは 紅く 色づいた 乙女の頬を うっすらと
足の先から 指の先まで
白いベールと 紅い糸が 綺麗に混じる
見えない言葉が いつしか 白い糸に紡がれて
貴方の奥に そっと 静かに 密かに

いつかは この 白い空を 忘れるのだろうか
感じたままじゃ ただただ 不安
何度も 確かめたくなるのは 乙女のしるし
触れるだけじゃ どこか 足りない
紅い糸は 白い糸と 結ばれて 桃色に
繫がった瞬間に 光り始める
甘い吐息は 金色の月に 導かれて
私と 貴方は 何度も 出会う

色落ちた葉は 密かに舞って 冬の空へ 昇っていきます
それは まるで
ふゆのしるし

| 22:12 | poem | comments(0) | - |
 きっと
「きっと」

もう 終わったと わかっていても
もう 終わらせたいと 思っていても
私って 謎だらけ

嫌と思っても 好と思いたい
好と思っても 嫌と思う
私って 不思議

貴方でなくてはいけない理由は 何ですか?
それは 私に 必要な 貴方ですか?
振り返るたびに 切なくなる
想うたびに 辛くなる
知るたびに 快楽を欲する
どこか汚い でも 綺麗

繰り返し言われる台詞が 傘の中で 渦巻く
もう 言われる事は ないと 思っていたのに
懲りない貴方 そして 私

隠れた望みを 傘の奥へ しまいこむ
傍から見たら 不思議な光景
夢の中で 貴方の愛を 抱きました
悲しくも 恐ろしくもない
きっと それが 望みなのだから

| 22:11 | poem | comments(0) | - |
 箱の中身
「箱の中身」

君からもらったプレゼント
どうしていいかわからずに
ただ 開けてみてた

君らしい シルバーのリングに
細くて 短い チェーンがかかってる

カバンにつけて いつも 僕の物にしてみる
僕の手の中で 君が キラキラと 光っている
いつも 眺めていたい
そして 触れていたい

プレゼントって 不思議な感じ

箱をとっておきたくなる
リボンは 捨てられない
花の飾りも 残しておきたい
こんな僕でも
君を近くで 感じていたい

結ばれている この幸せは
僕の 顔から
僕の 体から
僕の 腹から
僕の 心から
とめどなく 溢れて
人を 愛する 喜びを
つくづく 感じてしまう

君からもらった 箱
箱の中身は シルバーのリングだけど
本当の中身は 君自身

君 の 心
      あ り が た く
                頂 戴 い た す

| 22:10 | poem | comments(0) | - |
 贈り物
「贈り物」

気持ちが溢れると
涙が流れます

気持ちが溢れると
言葉も溢れます

気持ちが溢れると
笑顔に満たされます

カーテンの向こうのガラスには
何にもない
静かな 水色の壁が
ただ 広がっている

人ごみの 向こうに
ひとり 君を見つけた

去年 昨日 今日 明日 明後日
前 今 後
過去 現在 未来

いつもかわらない 君の笑顔は
僕の エネルギーであって
僕の ビタミンでもある

たまに見せる 起こった顔や 困った顔
たまに見れる 喜んだ顔や 頑張ってる顔
この たまに が 好き

幼い気持ちが 君に合うとは 思わない
幼い考えが 君と合うとは 思わない
ただ 思い出したいのは 君の事
しつこいかも知れない
ばかげてるのかも知れない
でも 僕だから

誰かにバレたら 駄目かな
皆に 教えたい
一緒に並んでる事を 自慢したい

こんな僕でも いいですか

| 22:09 | poem | comments(0) | - |
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