仲村屋 綴り店
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2011.09.27 Tuesday
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もし 彼女が 座るなら
2006.09.30 Saturday
「もし 彼女が 座るなら」
愛する者へ捧ぐ言葉 〜M.K先輩編〜
この雰囲気
そう 彼女の香
細い腰
内臓はちゃんとあるのだろうか?
黒い髪
何故か元気な汗で光っている
魅惑の瞳は 眼鏡の奥に 隠してある
貴女の指に触れたくて
それとなく 近づいてみる
貴女の声を聞きたくて
わざと 近づいてみる
貴女にぎゅっとして欲しくて
そっと 近づいてみる
大好きだから。
ただ、それだけ。
愛とか恋とか
そんなものじゃなくて。
貴女が開けた扉から
私は 歩き出す
貴女の後を 追わせて下さい。
立ち上がったこの床に もし 貴女が座るなら。
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麗しい その心で
2006.09.29 Friday
「麗しい その心で」
愛する者に捧ぐ言葉 〜Y.K先輩編〜
整った歌声に 教え込まれた形
まるで もう一人の 母親みたいに。
その笑顔には 可愛い が よく似合う。
拗ねた表情のその 向こうには
あの人を欲する 五本の指
我慢しているのが
こんなにも はっきりと 見えるなんて
それが分かる自分に
だから 嫉妬するくらい
魅力があるのも 憎いくらいに
大好き なんだって
優しい事は 分かってる
叶わないのも 知ってる
でも わずかな すきまに
入りたがってる自分が
熟れる前の 紅で
染められていく
勿論 貴方の 左 で。
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何時からか
2006.09.28 Thursday
「何時からか」
愛する者に捧ぐ言葉 〜A.I先輩編〜
まさか もう一度 出会うなんて
あんまり 思い出したくは なかったのに
少しの距離が 時を経るだけで
こんなにも 心の世界を
私の もの を 暗い闇へ
連れていこうとする
まさか もう一度 出会うなんて
もう 思い出すつもりなんて
だけど 私が感じる程
その明るさは 小さくなくて
むしろ 痛い程に 嬉しい
一人では 受け止められず
その笑顔を拝むと
あの重いでは 何処へやら
だから 何時からか
その 貴女自身を
心に刻みたくて
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22:27
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泣くためには
2006.09.27 Wednesday
「泣くためには」
愛する者に捧ぐ言葉 〜お嬢編〜
貴女との別れを ただ 嫌がって
涙に縋って 大きな優しさに
私を全部 染み渡らせる
そんな様子を 遠くから
むしろ 恐ろしい程 近くで
彼女は眺めた
それは 食い入るように 見つめていた
心臓を守る 堅い扉には
まるで 金でも 守っているように
大きな鍵 を かけて
それを 開ける事が出来なくて
ただただ憂鬱になる
それとも 堅い扉を
脳が 開けたがるから
彼女は ただ 戸惑う
ねぇ もう少しだけ
私の腕の中で 大人しくしててよ
何もしないから
つまらない とは 訳が違う
この 人間の 体温を
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