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 隠し事と、身の程知らず
「深い傷の埋め合わせごっごは、
 隠し事と、身の程知らず」


「謝罪」「感謝」に使われる『謝』
どうしても知りたくて、辞書を引いてみた。
部首画数は七、総画数は十七。
この数字に当てはまるのは、この字。
きっと、私に必要だと、示していてる証拠。

「謝る。心の負担を降ろしてせいせい出来るよう、
 お礼や、お詫びの意を表す。」
「断る。言い訳をして心の負担を降ろす。」
「お礼 またはお詫びの気持ち。それを表すための金品。」
「感謝の意を表す挨拶の言葉。」

私の左肩を引いて、振り返らせる貴女に、
強い右手が、私の右頬に。
隠し事と、身の程知らず。
まぁ、いいご身分だこと。
私の左足を引っ張るのは、無論、私なのだから。

| 18:41 | poem | comments(0) | trackbacks(0) |
 未完成
「未完成」

迷う必要 なんか 何処にあるの
右のポケット … あるわけがない
迷っている 理由 …

星が瞬いている事に 気付いて
月が半分満ちている事に 気付いて
信号が赤く光っている事に 気付いて

| 18:32 | poem | comments(0) | trackbacks(0) |
 正直
「正直」

嫌いだよ 君の事は
一緒にいると 疲れる
でもね 断る理由がないから
なんとなく ほら 一緒に居るけどね

好きです 貴方の事
一緒に居ると 気になる
でもね 聞く勇気がないから
なんとなく ほら 離れるけどね

気になる 私の事
常に一緒に居るけれど
でもね 何をするかが
注目の的だと 思いたい
なんとなく ほら 見てるけどね

全部 誰かに預けたい
けれども 誰か じゃイヤ
君 貴方 私 貴女 彼
正直に 決めれたらな

| 10:43 | poem | comments(2) | trackbacks(0) |
 くだらない 望みだから
「くだらない 望みだから」

家に帰りたい ご飯食べたい 本を読みたい 音楽聴きたい
お菓子食べたい みかん食べたい マフラー欲しい
赤いパンプス欲しい 漫画読みたい 映画観たい

寝たい 眠たいもん
でもね、寝たら 起きたくなるのかな
誰かが ゆさゆさ って 優しく 起こしてくれるのかな
陽が もう昇って 白い光が カーテンから
シャラシャラ って 静かに鳴る

隣の子と話したい パン食べたい お買い物したい
電車乗りたい 安藤さんに会いたい やっ君に会いたい
NHKホールに入りたい 市文の地下に居たい
遺跡が観たい ミイラ作りたい

ねぇ くだらない望みくらい
叶えてくれたって いいじゃない

可哀想って思うなら あの夢、もう一度 見せてよ

| 10:40 | poem | comments(0) | trackbacks(0) |
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