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 帰り道
頭上で月が出てる。

西に飛行機雲が伸びていく。

東に白く飛行機が進んでいく。

空は段々と、夕を終えて、星とバスが、夜を運んでくる。

私は、何処ヘ帰るのだろう。

| 23:46 | 独言(五行詩) | comments(0) | - |
 むらさきと銀のドレス
佐刀 愉恵/さと ゆめ
…仲村と本人を足して3くらいで割った、乙女。
高輪 弘/たかわ ひろ
…厳しいのに弱い少年。責任感と放置主義を兼ね備える。

「むらさきと銀のドレス」予告編
「やっぱり、雨だ…。駄目なんだ。」
昨日から立ち直れずにいる。朝は、またきてしまったらしい。
電車に乗ったら、口角を上げて、機嫌良い顔をしていよう。でなかったら、何かの拍子に、泣きそうな哀れな目になる。
「もう、慣れないと。いつもの事じゃない?」
顔を洗って、歯を磨く。鏡の自分に聞いてみた。
朝食は、後でいいや。先に準備しないと。
ドタバタしているうちに、もう時間。バスに間に合わない気がしてきた。
「もう。急ぎなさいな。」
玄関で、母上が待機している。駅まで乗せてくれるらしい。結局、バスを追い越して、駅に着いた。

プラットホームの端に、私立高テニス部の少年が立っている。
目が合わないかなぁと思って、じっと見ていると、手前のサラリーマンと目が合う。
「あんたじゃなくて。」
そのうちに電車が来た。いつものドアから、いつもの席を見つけて乗る。
「よす。」
席には既に、イケイケな男子高校生が2人、チャラキラしながら座っていた。

〜あらすじ〜
私立女子高に通う愉恵。
学校の空き教室のロッカーから、1枚の手紙を見つけた。
手紙に書いてあるとおりに行動すると、
「むらさきと銀のドレス」が見つかるらしい。
遠恋中の弘に邪魔されつつ、やってみる。
そんな、先が見えなくて、期待できない思いつき物語り。

| 22:20 | 小説 | comments(0) | - |
 明けない夜はない
明けない夜はない。

貴方が、そうおっしゃるなら、醒めるような朝を。

明けない夜なら、醒めるような朝を。

もし、私が貴方に言ったとして。

起こして差し上げましょう?それとも、寝かせますか?

| 21:46 | 独言(五行詩) | comments(0) | - |
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