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 眠れぬ夜に
貴方の部屋にいると、そわそわしちゃう。
何か、嵐でも来るんじゃないかって、どきどきするの。

ベッドに並んで、ふたりで座る。
お話したり、手を繋いだり、指を眺めたり、たまに、顔筋を撫でたり。
貴方の匂いを、私の全身に沁みこませたくて、
恥ずかしいけど、貴方の愛を、一滴残らず、頂戴。

貴方から、愛の証拠が欲しくて、
貴方の顔に、私の右手が伸びる。
驚いたように、目を丸くして、
でも、そんな貴方が、どこまでも愛おしい。

甘い吐息が漏れて、それをまた吸うように。
交じり合った言葉に、強さだけじゃ物足りない。
貴方の香りが、心地よい。
創られたモノなんかじゃなくて、貴方そのもの。

「もっと…」

って言いたくなる程、優しさがないとね。
その優しさを持っているから、貴方を選んだ。

それが、愛の証拠。

眠れぬ夜は、貴方の吐息を、頂戴いたす。

| 17:10 | poem | comments(0) | - |
 忘れたくない事
もう、忘れたくないよ。
あん時の感覚とか、香りとか。

貴方が想う色に染めて欲しいから、
その色が、よく分かるように、私は真っ白になります。
私が少しでも汚れてたら、貴方の色は、入ってこない。

今は、私が、閉じているのかもね。
鍵を失くしたから?

左手に握ってた鍵は、本物じゃないの?

| 21:21 | poem | comments(0) | - |
 暑い夜の話
貴方の為じゃない。

私が望んだ事。

音楽を愛してる。

貴方もそうでしょう?

あたしが、望んでるの。

| 21:28 | 独言(五行詩) | comments(0) | - |
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